ダークなひととき

八丈島レグルスダイビングの新人スタッフ、しょうたの成長記録

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ボートガイド、始めました

「今日ボートにしたから、しょうた行ってきて」
開口一番に親方からそう言われました。


ボートなんて道分からないし、何がいるか分からないし
いったいどうしろっていうんだ。

事前に決まっていたボートポイントの地図を見ながら
親方に概要を説明してもらって後は出たとこ勝負。

立っているのもやっとなくらい波に揺れるボートの上で
ゲストに我が物顔でボートポイントのブリーフィングをし
いざ!

親方から根を左に見ながら行くんだよ、と言われて飛び込んだ矢先、
あ!!!どっちに根があるのか分からねえ・・・
ゲストが潜行してくるのを待つフリしながら
落ち着け~落ち着け~と自己暗示。

悩んでても仕方がないので
とりあえず、根がありそうな方向へ泳ぎ始めました。
すると後ろから、遅れて入ってきた別チームもこちらにやってくる。
ホッと一安心、しばらくは振り返ってゲストの様子を確認するように見せかけて
他のガイドの進行方向を盗み見してました。

教わったとおりクマノミも見つけて
何とか無事にエクジット!とはなりませんでした。
安全停止中にゲストの一人を浮上させてしまいました。
船上で、別のショップのガイドさんが「何事も体験して勉強していくんだよ」
と励ましてくれました。




今日は、シロホシスズメダイとホンソメワケベラの産卵と、
ニシキイトヒキベラとトモシビイトヒキベラの求愛行動を初観察しました!
そして、前々から見たいと思っていたケサガケベラの幼魚も初めて発見!!!
更に、いつもあいつなんだろうなと思っていたやつがスジベラの幼魚だと判明。
ガイド中、目に入った魚の模様が特徴的だったため、初めて見たのに記憶に残ったヤツがいました。
図鑑で探してみるとタキベラの幼魚だということが判明。
普段潜らない場所でドキドキでしたが、発見が多くて楽しかったです。
初めてがいろいろ起きて今日一日があっという間に感じられました。


明日はお休みを頂きました。
何しようかしら。

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  1. 2013/07/30(火) 18:18:15|
  2. 日常
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宿泊先、海

昨日、予約の電話を受けたときにこんな会話をしました。
「お泊りはどちらですか?」




「野宿です」




おもろいヤツ来るぞ!と今日は朝から楽しみにしていました。

と、その前に午前中は10歳のお子さん2人とパパが体験ダイビング。
弟くんは初めこそ怖がっていましたが、一旦海に潜るとすぐに慣れた様子で
お兄ちゃんを待つ間あっへこっちへ探検していました。
そのお兄ちゃんというと、水面に顔を付けることはできるのですが
潜ろうとするとダメダメダメダメ!と顔を上げてしまいます。

何度か挑戦してみたのですが、結局恐怖心を拭うことが出来ませんでした。
潜らせようとすることは途中で諦め、パパたちが帰ってくるまで
水面から海を覗いていることにしました。
お兄ちゃんはオヤビッチャやヤマブキベラを指差して見て見て!と教えてくれました。




そして野宿のお兄さんも体験ダイビング。
今朝、八丈は突然の豪雨が降ったのでどうしたのかなと心配していたのです。
一旦は止んでいた雨が、再び強くなり始めた頃、
ロードバイクに乗ってビショビショになりながら彼はやってきたのです。

昨夜は、優しいおばちゃんに会って部屋を貸してもらえたらしく雨に濡れることはなかったという話。
自転車に乗って一人旅なんてステキだ。
屋久島のユースで1ヶ月バイトしながら遊んだことを思い出しながら
いろいろ話をしよ~と期待していた矢先でした。




ガイドの時間がきたので出発。ぷひ~。
今日はルリホシスズメダイを初観察してルンルン。
昨日と同様にのんびりがご要望のゲストさんだったので、
ゆ~くり泳いで底土のアーチまで行きました。
そうそう、昨日のブログで話題にしたイワヅタにくっつくナギサノツユですが、



いました。


すんごく小さくてゲストに見せるかどうか躊躇しましたが
もう見納めだろうと思ったのでせっかくだから一応紹介。
ちいさ~~い、と叫んでいるのが聞こえました。


そしてそのイワズタを巡ってレグルスで一悶着ありました。
暖かくなって腐った、という話をしましたが、どうも違うような・・・違わないような・・・。
陸上で草木が春に芽を出し、初夏に生い茂って秋には枯れてしまうように
イワズタは、春に芽を出して夏頃に胞子を飛ばして枯れてしまうのだそうです。
沖縄でもイワズタは生えるというので、水温が高くなったから腐ったということではないみたい。
ただ、八丈では冷水塊で水温が下がるとイワズタの発育が促進されるようなので、
冷たい水温が好みだということは言えるのかも。

海藻からも四季感が味わえるという発見です。
考えてみれば、海藻だって植物なんだから寿命があって当たり前なんですね。

  1. 2013/07/29(月) 18:29:15|
  2. 日常
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ウミウシガイド、始めました

今日も急遽ガイドをすることになりました。
ゲストの希望でウミウシをまったりと探すことになりました。
久しぶりの根に張り付きながらのダイビング。

学生の頃は、根を片っ端から探し回ったものですが
最近は、一つの根でもくまなく探すと思いの外たくさんのウミウシがいることに気付いたので
今回はほとんど動かず、根をなめるようにウミウシ探し。
要望通りまったりなダイビングとなりました。


ウミウシを探していて気付いたのですが
冷水塊の時期に突如増え始めたイワヅタというウミブドウのようなプチプチっとした海藻が
しぼんでいる、というか腐っている?
このイワヅタ、ナギサノツユやカビラノツユといったウミウシの仲間が必ずといっていい程よく見られるので
困ったときはイワヅタだと思って探したのに、イワヅタが見つからずに困ってしまいました。

先輩ガイドに聞くと暖かくなると腐っちゃうそうです。
水温の上昇がこんなところにも影響するなんて。



ところで、フィリピンなどの暖かい海から黒潮に乗って日本まで様々な幼魚たちがやってきます。
しかし、冬の冷たい日本の海では成長できずに死滅してしまう種類が多いそう。
陸上においては、温暖化のせいで絶滅している生物がもの凄い数いると聞くし。
魚のことを勉強していると、生き物と環境ってとても密に関係しているんだと気付かされます。
そのうち人類が生存できなくなるほど地球環境が変化してしまうのかしら。


話が横道にそれましたが
そうそう、ゲストの一人から
「昭和天皇が名付けたウミウシがいるって聞いたのですがご存知ですか」
と聞かれ

ポカン。。。。

調べてみると
サメジマオトメウミウシがそうらしい。



へえ。。。。。。






そんなことはおいといて
昨日からツアーで来ている大学の先輩ガイドさん。
お互い仕事なので結局今日もゆっくりお話しをする時間が取れなかったのですが
昨夜はどこでご飯を食べたのか聞くと、
「しょうたがおすすめしてくれたお店だよ」と。










や、やべ、覚えてねえ・・・



よくよく思い返してみると
島の料理が食べられる居酒屋を紹介してと言われ
いくつかあるお店のうちから、その時出してもらった条件に合う居酒屋を教えたような。

おいしかったと満足している様子だったので問題はないみたいです。


発言には責任を持ちましょう。


  1. 2013/07/28(日) 21:54:59|
  2. 日常
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オレンジトゲトゲミノウミウシ

今日は、私の大学の先輩が勤める東京のダイビングショップさんが
八丈島ツアーでレグルスにいらっしゃいました。
しかもその先輩が引率のガイドとして来ています。
最後に会ったのはまだ私が学生の頃でした。

今朝、空港で顔を見た時、なんだかこっぱずかしい気持ちになりました。
今日のレグルスはお客さんがいっぱいで、あまりゆっくり話をする暇もなく忙しなかったのですが
明日はお客さんも減り、少しは時間取れるかな?


一昨日耳の不調を訴え、
昨日に限って八丈には風が吹かず、蒸し暑い一日でまさにダイビング日和といった気候だったのに
海ナシ・・・。

1日休んで体力回復。耳もよくなったので
急遽ガイドをすることになりました。
ゲストにジャパピグを見せようと必死になっているところを先輩ガイドに見られてしまいました。
結果は見つけられず。。。
今のところ、対ジャパピグの成績は4打数2安打です。
ところが、このジャパピグがいるところ、いっぱいウミウシがいるんです。
しかも私が見たことないウミウシばっかり。
カメラをお持ちでないゲストさんだったので陸に上がって種類の同定もできない・・・
後で図鑑と照らし合わせて分かる程度に記憶できればいいのですが
そうもいかない。

ウミウシのことも勉強しておけば、初めて見たやつでも分かるのに~!!!
くやしい!

オレンジ色のとげとげしたミノウミウシで
ミノの先端は黒。

図鑑をぱらぱらとめくっていると
うお!これだ!ツマグロミノウミウシじゃん!
ふむふむ、伊豆半島では秋季から冬季にかけて転石帯や砂礫底で稀に見られる。。。。

伊豆半島?秋?転石?

う~ん、条件が全く異なる。
八丈では夏に根の側面の海藻にくっつく・・・・と書き加えましょうか


いったい何者だったのでしょうか。



大学の先輩ガイドが後ろを通ったときに見てもらおうとしたのですが、
本命のジャパピグを探しているうちに見失ってしまいとても悔しい思いをしました。


こういう時のために
ガイド中もカメラ持っていたほうがいいのかしら。
悩みどころでございます。
  1. 2013/07/27(土) 20:23:51|
  2. 日常
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黒潮接岸か?

一昨日の夕方からナズマドの水温が上がりました。


このところ、陸は暑くて六半を着ていられないけれど、
少し我慢すれば海の中は冷たくて気持ちいい!!なんて状態が続いていました。
ところが昨日の午前中、いつものようにナズマドにエントリーしたところ、
ぬっる!

ひんやり気持ちいい~を期待していたのでとっても驚きました。
海ってこんなにも暖かかったんだ・・・
透明度もいきなり30m。
青い海が八丈島に戻ってきましたよ。
2ヶ月以上続いた冷水塊もやっと去ってくれたということ。
それに伴いハンマーやニタリともお別れかな。
お二人には十分楽しませてもらいました。



冷水塊の間には見られていた、ウメイロという背中から尾ビレにかけて黄色く彩られた魚の姿は
一切見当たらず。
夏に見られるという頭部が黄色からオレンジ、頬に水色のラインがあるキレイなアカハチハゼの姿も
急に目に付くようになりました。
水温が上がっただけなのに、海の世界は様変わりといった様子。

ガイドなんてしている場合じゃない?
いやいや、早くガイドした~い!
海に潜りた~い!!!


そうそう、一昨昨日から八丈島では夏祭りが開催されていました。
最終日の昨日、なんと特別ゲストに小柳ゆきさんが呼ばれていました。
もちろん、行ってきましたよ。
大勢の人を押しのけ押しのけ目の前でその歌声を聞いてきました。

ライブ中、ふと思ったことがあります。
昔の歌ってすごくエネルギーが詰まっていませんか。
気のせいなのでしょうか。
その歌が生まれた時代の雰囲気が反映されているような気がしてなりませんでした。
歌が違うってことはその時代を育った人の雰囲気も異なって当たり前だな、なんて思ったわけです。

約1時間ほどのライブでしたが、昨日は久しぶりに気持ちが高揚して楽しい時間を過ごしました。
毎年歌手を招待しているのかしら。
来年は誰が来るのかな~?
今から次の夏祭りが楽しみです。
  1. 2013/07/26(金) 19:45:11|
  2. 日常
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激流―北潮からの南潮

親方や先輩スタッフからガイドの仕方を盗め、ということで
2人のログは大体確認しています。
一昨日、親方のログはいつもと様子が違いました。
そこには私が見たことも聞いたことも無いような魚の名前がびっしり。
これ、ガチでガイドしたな。と感じました。

そのガイドを受けたゲストも、勉強になった、とっても楽しかったと満面の笑み。
昨日も親方ガイドの後にお話をすると、
親方の潮の読み方は桁違いで、激流のはずなのに全くそれを感じさせないダイビングだったと。

そして今朝、気が変になったのか
「しょうたさんにガイドをして欲しい」と言い出しました。

は?


冗談でしょう、なんて思っていたのに
本当に今日そのゲストをガイドすることになってしまいました。

朝から落ち着かない心持で、なんとかしてガイドをしないで済む方法はないかと模索しましたが、
その甲斐なく、気付けば私、ゲストを乗せてナズマドへ向かう車を運転していました。

私がレグルスで働き始めてからもう何度も来られている常連のゲストさん。
いつもはダイビングの話からプライベートな話しまで、そのゲストとたくさんお話しするのですが
緊張のあまり、この時は黙々と運転していました。
ここ最近、夕方のナズマドは激流が続いているのであまり動き回れないな、とか
いったいこの人に何を見せたら喜ぶんだろう、喜びそうなネタなんて持っていないよ。
と、頭の中不安でいっぱい。

そうこうしているうちにナズマドに着き、海を見た瞬間にふと思い出したのです。
昨日、早く親方のようなガイドになってね。と言われたことを。
つまり、私のレベルを分かった上でガイドを頼んでくれたんだ
そう思い始めたことで私の心を覆っていたマイナスな思考が吹っ切れました。

自分がこの人に喜んでもらえるように頑張ればそれでいいんだ。

ナズマドにいた他のショップのガイドさんたちに
潮の流れの予想を聞いて、後は自分を信じるだけでした。

ガイド中、自分なりに潮の変化を考えながら
可能な限り見つけられる魚を紹介して
80分のダイビングを終え、陸に上がったゲストの第一声は






「わ~、まるでバディ潜水みたいですっごく楽しかった!」




ば、ばば、バディ・・・










とにかく、ダイビングを楽しんで満足していただけたみたいで
ホッとしております。

今日の海は水温が25度まで上がり
昨日までの緑がかって濁った海も青さを取り戻してきました。



このまま黒潮きちゃってくれ~!


  1. 2013/07/22(月) 22:38:21|
  2. 日常
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ひゅい~~ぴゅっ

今日は1本ガイドして、もう1本は親方のアシストで潜りました。
自分でガイドをしてから、親方のガイドを見ると
自分に足りないことってこれだ、と思う点が見つかります。

潮を読む力はもちろんですが
ゲストに見せる、写真を撮ってもらう力もまだまだ。

親方と潜ったゲストには
早く親方みたいなガイドができるようになってねと言われました。
気合が入ります!

そうそう、今日はガイド中
ヤマブキベラの産卵を確認しました。
してることは前々から知っていたのですが
初めて自分でみることができました。
産卵を自分の目で確認している魚の種類はまだ6種ですが
これからどんどん見ていくのかと思うだけで心が躍ります。

今日見たベラの産卵は
オスとメスがペアになって水底からひゅい~っと浮き上がって
ぴゅっと離れました。
その時最後にオスとメスが一緒にくっついていた辺りがもや~っとしていて
あれが卵子と精子だったんでしょう。

思いがけないところで見たので
あっという間でしたが、いいもん見たなという気分にさせてもらいました。

明日はどんな出来事があるのでしょう

  1. 2013/07/21(日) 22:48:58|
  2. 日常
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気候はすっかり夏なのに、海には未だに夏が来ない

私、順調にガイドしてま~す。

毎回毎回、この魚見せたら喜ぶかな?
とドキドキしながらのガイドですがね。

泳ぐスピードが早い、とか
潜水時間が長すぎる、とか

喜んでくれたお客様もいますが
ガンガン連れまわしたせいでヘトヘトになってしまったお客様もいて
反省することが山済みです。

ガイド中は
どう見せたら一番見やすいだろうかと考えながら
時には、いつもいるはずのアイツがいない!?と焦ったり
わ、こんなとこにコイツがいる!!なんて喜んだりしながら
ガイドすることがとっても楽しいです。

たまに、見たことないベラがいる!と気づくこともあるのですが
ゲストに見せるわけにもいかず、
ガイド中はカメラを持っていないので証拠写真も撮れず、
見た魚をそのまま記憶できればいいのですが、なかなかそんな余裕もないのが現状であります。


なんとか図鑑を見ながらこれかな~なんて見当をつけておいて
また今度見つけるときまで課題として残しておきます。



八丈の海はというと
キンキンに冷え切っております。
今日のナズマドは16℃。
しかも激流でした。

ゲストに魚を見せたくても
流れに逆らって必死に止まりながらのライティング。
当のゲストはというと流されまいと岩に必死になって掴まっていました。
こんなのところで見せても意味ないな、とちゃんと見せないうちに早々と諦める始末。


ナズマドに潜る際
まだ潮の流れが読めないので毎回毎回ドキドキです。
今日も激流の中、正直ハラハラしました。
潮が読めるようになるにはだいぶ時間がかかるらしいのですが、
そんな悠長なことは言ってられません。

泳いでいると、激流だと思っていたのに少し泳いだら緩くなる場所があることに気付きます。
逆に局地的に潮が早く流れているところも。
今日はその潮の緩急を探ってみました。

そうやって少しずつ謎を解いて覚えていこうと思います。

  1. 2013/07/20(土) 23:33:39|
  2. 日常
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家政婦は見た

結構、私のガイドデビューの様子を他のショップのスタッフに目撃されていたようです。

「あれがナメモンガラでーす」と紹介しているところを見られていたみたい。
ちょうどナメモンガラをずっと見ていた時期にガイドデビューしたので、
紹介したくてしょうがなかったのを覚えています。
自己満足ですが、ナメモンガラ、黄色が海の青さに映えてキレイだからいいですよね。

可能なら、ベラだ、スズメダイだ、と細々にいろいろと紹介したいものですが
そんなのゲストに見せたって仕方がないことなので
そこはグッと我慢して、派手なヤツ、かわいいヤツをちゃんとガイドしているんですよ。

ガイドの仕方にしても、「あそこにいます」とただ場所を示すだけでは意味がなく
見えやすいところに魚を追い込んで、ゲストに見てもらう。
これが結構大変で、可愛い幼魚は警戒心が強くてすぐに岩場の影に隠れてしまうし
大きな魚だってとーっても遠いところにいると指でその方向を差しても
よく分からないことが多いみたい。
なので、遠くに巨大なマダラエイがいても、優雅にカメが泳いでいても
見てみぬフリをするか、そこまで泳いでいってちゃんと見せないといけないわけです。

ウミウシを探すために岩肌を凝視しながら
中層を見上げて魚を探す。
一度見つけても、心の中では、早く次のを見つけなきゃっとキョロキョロしながらも
ゲストがしっかり認識できているか確認しなきゃいけない。
正直いっぱいいっぱいですが、ちゃんと見せられたらホッとするし
陸に上がって楽しかった~と言ってくれるとすごく嬉しい!

まだまだ海の中にいる魚を全部覚えていないので
そんな状況でガイドなんてできない、という気持ちもありますが
もっといっぱいガイドしたいと思ってしまいます。


今日は体験ダイビングのアシスタントを務めました。
海中でゲストがうきうきしているのを見るのっていいもんです。
明日も頑張ります!

  1. 2013/07/16(火) 20:03:30|
  2. 日常
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ニューフェイス

季節の変わり目。
水中の生物にも変化が訪れています。
以前からスズメダイやベラを覚える課題がありましたが、
その課題が課せられたのは5月、6月くらいだったでしょうか。
課題として挙げられていない種類の魚たちが最近目に付くようになりました。

また、春に幼魚だった魚たちは、もうだいぶ大きくなり
今度は違う魚の幼魚たちが姿を現し始めています。

今日は先輩スタッフのガイドにアシスタントとして潜りました。
ゲストに見せている魚を見ると、私の知らないベラの幼魚がたくさん。
うそーん、この辺りはいつも見ているのに気づかなかった、と驚きました。
ゲストが去った後にガン見してふむふむ、と記憶し
今日のうちに同じ種類を数箇所で発見することができました。
一度認識すれば楽なんですが、その最初が難しいのです。
その幼魚は、他のベラの幼魚にそっくりなので、
きっと今までは混同していたために見過ごしていたのでしょう
そのことに気づいた私、おあいともこいつも実は違う種類なんじゃないか?
なんて思いながら今日は1匹1匹を注視しながら潜って眼精疲労でございます。。


私もいつの間にかダイブマスターになり
ガイドデビューも果たしました。
春に生まれた魚たちにはちょっと遅れましたが、
初夏の幼魚たちと共に成長していきます。
  1. 2013/07/15(月) 20:54:03|
  2. 日常
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スタートライン

そういえば私、ガイドデビューしました。
わーい、ぱちぱち。


最初のガイドの朝、お客さんがいっぱいでした。
我ながら気合を入れてテキパキと働いたつもりです。
そして午後からのお客様を向かえていざ、ガイドデビュー。

朝からフルに回転していた頭はこのときも絶好調!!!
店内施設の説明から、今日の予定を話し合い、準備もスムーズに完了して
ダイビングポイントの底土へ。

ブリーフィングもしっかり行い
器材をセッティングしましょうか、とその時

ウエイトを準備するの忘れてた・・・・
やっちまった

横を見ると
別のショップのガイドさんが、あちゃーという顔をしていました。

頭回転しすぎて空回り。


しょうたのガイドデビューは、ソラスズメダイから始まりました。
ただ、何故かウミウシは1匹も見つけられず・・・
緊張していたのでしょうか。情けない。
そして早速オクトパスを使用するなんてトラブルまで起こしちゃいました。


それでも楽しかったからもう1本行きたいと言って下さいました。
そしてこの日の2本目、
エントリーしてすぐに他のショップのガイドさんとすれ違いました。
「うわー、めちゃくちゃ見られてる・・・何か良くないことしてるのかな
何だろう、特に問題はなさそうなんだけど」
と心の中でドキドキ。
あまりにも心配そうに見て下さっていたからか
ゲストの一人がそのガイドさんに向かってOKサインを出していました。
おいおいおい、と思いながら、これは後でいじられるなと。


後から聞くと、私の泳ぎが速過ぎたということらしい。
気をつけてはいたつもりだったのですが、それでもまだ速かったみたい。
これからどんどんガイドをする機会が増えていきます。
少しでも早くちゃんとガイドができるようにならねば!

今回は、ゲストが見たいと言っていたカメに会え、
ちいさなキンチャクガニも見つけられて、喜んでもらえたように感じます。
なんとかやりきった、という感じでしょうか。
よかったよかった。

そうそう、レグルスのHP内、予約状況を確認するページが
「レグルスのガイドは3人です」という表記に変わりました。
うひょ~頑張ろう!

  1. 2013/07/14(日) 18:51:55|
  2. 日常
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ナメモンガラの生態調査Part.4―継続

午前中に1本潜ったときに見た、ナメモンガラが集団で何かしている謎の行動。
その正体を掴みたい、そして底土で産卵を確認したい。

そう意気込んで潜った2本目。
早速ナメモンガラが集まる地点へ向かう。
さーて、ナズマドでの産卵はお昼時だったから、
今日も同じ時間に狙っていけば、底土でも確認できるはずだ。

どれどれ~っと辺りを見渡すと・・・・
誰もいない・・・?

ナメモンガラの姿が全くもって見当たらないのである。
いったい何が起きたんだ。
あれだけたくさんいたのに、どこへ行ってしまったのだろう
と周囲を捜索してみた。
かなり広い範囲を探したが全くいない。
途中ヒレナガカンパチの大群に囲まれたがこの時だけは
カンパチの群れに八つ当たりをしたくなった。
どっかいってくれ。
視界をカンパチに塞がれしょぼんとうつむいて水底を見つめていると

お!!!!
ついに1匹見つけた!しかも岩場の影に隠れている!
もしかして産卵?

近づいてみると
ホンソメワケベラに身体のクリーニングをされているだけ。
もう、なんなの。

諦めてもう一度今朝集団が溜まっていた場所に戻る。
すると今度は1匹のオスがウロウロしていた。

最後にこいつにかけてみようと決め、
注意深く見ていると、徐々に沖の方へ泳いでいく。
これは何かあるな?と私の勘が働き、後を追うことにした。

ぴょろぴょろ~っと泳ぐオスは、どんどん沖へ。
どこまで行くんだろう、このままだと帰り道が分からなくなるかもしれない
少し不安になりながらも好奇心のままについていく。
すると、はるか沖の水面付近に魚の群れがうっすらと見えてきた。
シルエットで分かる、あれはナメモンガラだ。

あんなところにいたのか~。
あれだけ探し回ったのに見つからないわけだ、と呆れてしまう。
遠くの方でたくさんのナメモンガラが入り乱れて泳いでいる。
ちょっと遠すぎていけないや。

追っていたオスはその集団を目掛けて進んでいった。
遠目からは、ナメモンガラたちが上空で遊んでいるようだった。

また謎の行動が増えてしまった。
もう知らない。なんなのこいつら。

結局、この後ももう1本、生態観察しに潜ったが
ナメモンガラたちは戻って来なかった。

7月4日底土
EN=12:50
TIME=59min
wTEMP=22℃

EN=14:58
TIME=57min
wTEMP=23℃

たくさんのナメモンガラが群れている場所へ行くまでに
数匹のナメモンガラがいる場所が、2ヶ所あることに気づく。
そのうちの一つは、メスが2匹とオスが1匹。
メスは砂をプップッと産卵床の準備をしている。
オスはその2匹のメスの間を右往左往。
放精したいけど、まだ準備できてなさそうだしなあ・・・と、
ウジウジしているようにも見える。
もしかしてそのうち産卵するかもと期待してしばらく見ていたが
突然、何かの合図に呼ばれたかのように3匹して一斉にどこかへ旅立っていってしまった・・・・

もう1ヶ所はメスが1匹産卵床を形成していた近くにオスが1匹。
眺めていると、メスがオスを追いかけ出した。
これは産卵する!とまた期待させられた。

追いかけられたオスは、何故か逃げていく。
後を追うと、別のメスが中層を泳いでいた。
そのメス目掛けて猛進していくオス。
追いかけられたメスは、これまた逃げ出す。
目の前でメス、オス、メスの追いかけっこが繰り広げられている・・・
オスは顔を真っ白に光らせて興奮している様子。
気がおかしくなったのか、突然、そばを通ったオスに近づきそのオスと螺旋を描いて踊り出す始末。


意味分からん。

結局、ナメモンガラの生態強化週間でこれといった成果は得られなかったなあ。

産卵するのかと思いきやどこかへ移動してしまうし、
見失った、と思ったら上空をウロウロしていたり、
かといっていつの間にか私の様子を伺うように見ながら身体の周りを回る。
集団で乱舞していることもあった。
私には、ナメモンガラたちの遊びに翻弄されてたのではないだろうか。

ナメモンガラの行動は謎のままである。

そのうち分かる日がくるのだろうか。
  1. 2013/07/11(木) 21:08:53|
  2. 日常
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ナメモンガラの生態調査Part.3―混乱

親方の話では
ペア産卵といえど、魚の世界では産卵の相手というのはあやふやという。
要は、より優秀な遺伝子を残せればだれでもいいのだろう。
言い方に語弊があるかもしれないが、これが種の保存のために合理的な方法なのだと思う。


産卵を初めて確認した日の夕方
今度は違う場所で調査するように言われ、ナメモンガラが集まる別の地域へ向かう。
途中、他のチームとすれ違い、ハンドシグナルで
「ニタリ、あっち」
と教えてもらう。

ナメモンガラが集まる場所とは違う方向を指され一瞬心が揺れたが
このときの私は使命に燃えていた。
待ってろナメモンガラ。


指定されたポイントへつくと
早速メスが卵守りの行動をしていることに気づく。
あら、もう終わってしまったのかしらと卵を確認してみると
そこには何もない。

へ?


フワフワがないのである。
何故だ。
じゃあなんで卵守ってんの。と不思議に思いながら
悩んでいても埒が明かないので別の個体を探す。
すると沖までずーっと深くまで伸びている斜面、ここでも25m付近にナメモンガラの集団がいた
コレだけいたら1ペアくらい産卵するだろうと思っていたが様子がおかしい・・・
20匹はいようナメモンガラたちが地面をつつきあいながら、
また、あっちへこっちへ往来しながら、
さらには2匹ずつ螺旋を描くように中層へ上がったりしている。

まさに乱舞しているように私の目には映った。
怒涛に踊り狂うナメモンガラたち、産卵する気配は全くない。

いったい、なんなんだコレは。

あっけに取られながら本日の生態調査は終わり。

7月3日ナズマド
EN=15:14
TIME=58m
wTEMP=23℃
TEMP=24℃
南西の風5m

前日のナメ乱舞を目の当たりにし、生態調査は一筋縄ではいかないことを実感。
今日は海況が悪化しナズマドに入れないため
観察のフィールドを底土へ変え、生態の謎を探しに行く。

親方に連れられ、底土のナメモンガラポイントへ。
いたいた。卵・・・・はまだない。
卵がないのに卵守りの行動をするメス・・・
聞けば、縄張りを守っているのだそう。
まだメスは準備段階なんだろうな、と余裕をかましているところに早速出くわした、
前日と同じナメ乱舞。

もう!なんなのこれは!
と、このナメモンガラが一同に会して何かをしている謎の行動を突き止めたい。
何か決まった特徴がないかを観察。

すると、根のくぼみを夢中でつついているように見える。しかもそれは2箇所。
何があるのかとナメモンガラを蹴散らし進んで覗いてみても、海藻があるわけでもなく
他にエサとなるようなものもない。

距離をおいて物陰からじっと覗いていると
再びナメモンガラたちは集まり始め、同じくぼみでわちゃわちゃしている。

意味わからん。

謎の乱舞は置いといて
本題の産卵をなんとしてでも底土でも見つけてやる。



3日目ともなると慣れたもので
オスとメスの違いもはっきりと区別がついてきた。
今思えば事前に図鑑で調べておけばよかったと後悔している。

オスの中に、頭とその周辺が白っぽく変色している個体がいる。
これはきっと興奮している、いわゆる婚姻色というやつだろうか。
注意深く目で追っていると
興奮しているオスの中でもメスを執拗に追い回している個体がいることに気づく。


あれが求愛行動だろう、そう目星をつけた。
求愛行動を取るナメモンガラのオスは、中層を泳ぐメスを追いかける。
1匹のメスが拒絶するかのように逃げ出し、未練がましくちょっと追うがそのうちオスも諦める。
さらに別のメスが泳いでくるのをすかさず追い回すが、今度は早々に諦める。
かわいそうなやつだなー、なんとか産卵して欲しいと願っていると
ものすごい勢いでどこかへ泳ぎ出していった。

先にメスがいるな?と思い後を追ってみると
案の定メスに近づいていった。

3匹目のメスは先ほどまでとは違い、逃げようとはせず。
するとオスは女徐々に深度を下げ、水底に降りると砂地をプッと吐いた。
メスはゆっくりとオスの後を追い、オスが指定した砂地の上で留まった。
オスはメスの身体と地面の間に身体を入れこむように斜めに傾き、
2匹は産卵行動をはじ・・・・・



めなかった。


すぐにメスはその場を立ち去り、オスは唖然呆然と立ち尽くした。

なんだよー、産卵しないのかよ!
産卵床が気に入らなかったのか。オスが物足りなかったのか。
私には分からないが、結局この時の1本で産卵は確認できなかった。

7月4日底土
EN=10:06
TIME=60min
wTEMP=21℃
  1. 2013/07/08(月) 19:54:36|
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ナメモンガラの生態調査Part.2―遭遇

7月3日9:55
前日にナメモンガラが卵を守っていた場所を今日も観察してくることにする。
今日は産卵を確認することが使命である。
まずは帰り際に見た水深18m付近へ。

昨日はいた卵守りのナメモンガラが今日はいない。
中層をウロウロしている個体がちらほらいるが、水底付近には見当たらない。
一度産んだところの周辺に産卵するんじゃなかったのか・・・?

だが、まだもぐり始めて約10分。
一つ目の産卵場所がダメでも次がある。
さらに深く潜り、昨日3箇所で卵が確認された水深25m付近へと降りていく。
ここでもメスが卵を守っている様子は確認できず。
今日はまだ産卵する前なんだ、これは早々にもチャンスがあるのではないか
そう思った瞬間だった・・・

私から5m程離れた場所で2匹のナメモンガラがくっついて何かをし始めた
うお、やった!!

ナメモンガラの産卵ゲット!と近づこうと思ってフィンを一漕ぎするのと同時に
2匹のうち1匹のナメモンガラが何事も無かったようにその場を後にした。

は?

早くないっすか。ものの5秒で終わり・・・?
それとも警戒心強すぎて察知されたのか。
そうだとしたらナメモンガラの産卵を確認することなど無理に等しいと絶望に浸ること5分
このころになると、なんとなくだがどちらがオスでどちらがメスか分かってくるように。
オスが砂地にプっと息を吹きかけ身体を傾けると、そこへメスが下りてきて2匹で「レ」の字を作る。
親方にはコレが産卵の行動の特徴だと聞いていたのですぐに分かった。
しかし、その「レ」の字も一瞬で崩れてしまう。


瞬きしている間に終わっちゃうじゃん。
これじゃ前もって求愛するところから観察しないと
産卵を間近でみることはできない。

そうこうしているうちに時間が来てしまった。

7月3日ナズマド
EN=9:41
TIME=55MIN
wTENP=24℃
TEMP=25℃
西の風3m

陸に上がって観察結果を親方に報告すると
「それはメスの準備がまだ整っていない証拠だ。
砂を吹くのはここに産んでというオスの合図、
その調子ならそのうち産卵するかもね」という見解。
それならばと今度は一目散で目的の場所へ向かう。

30分ほど、
あーオスがあっち行ったーこっち来たー
メスはなんだかウロウロしてるー
などとボケーっとしていた時。

その時は突然訪れた。
上空を泳いでいるオスに目を奪われているうちに他のオスが求愛に成功したのか
水底付近に明らかに「レ」の時になってグルグルと同じところを回っている2匹がいる!

あれだーーーーー!!!!!!!

私のナメモンガラ生態調査はここで終わり








というわけにはいかない。
初めてのナメ産卵に興奮覚めやらない私は、
他にももっと産卵を見たい、近くで見たい!と欲を出してしまった。
コレがいけなかった。

しばらく産卵を観察していると
どうも一度の産卵を何回かに分けてしているようだ。
いきなり近づいて驚かせないよう、そーっとそーっと寄ってみる。
あまりにそーーと時間をかけすぎたせいか、産卵を途中でやめたきりオスが離れて帰ってこなくなった

ここで私をナメモンガラの産卵にのめり込ませたあるドラマが起こる。


メスはふら~っと今卵を産んだ場所から離れて泳ぎ始めた
その先には別のオスがいる。
何の気なしに眺めていると、メスはまだ産卵したりなかったのか
なんとその別のオスと産卵行動に入ろうとするではないか


見ちゃった!浮気現場だ!!!!


しかし、間髪いれずに元のオスがもの凄い勢いで2人の仲を割こうと突進してくる。
おどろいた別のオスは一目散に「ごめんなさ~い、だって誘われたから~」と言いながら、
かどうかは分からないが逃げていく

元のオスは「お前浮気したろ!」メスを執拗に追いたて怒鳴り散らしていた。



仲直りしたのか
しばらくすると再び元のペアで産卵を始めた。
節操のないやつである。


面白いものを見た
と満足して帰ろうとすると
私が観察するために隠れていた根の上にアカハタがいた。


akahata20130703.jpg

彼もことの一切を観察していたのであろう
高みの見物といったところか

7月3日ナズマド
EN=12:01
TME=53m
wTEMP=24℃
TEMP=25℃
西南西の風4m
  1. 2013/07/05(金) 20:53:24|
  2. 日常
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ナメモンガラの生態調査Part.1―発見

急遽、ナメモンガラの生態調査をすることになりました。

ミッション:ナメモンガラの産卵を確認せよ!

時は2013年7月2日13:30頃に遡る。
ゲストをガイド中の親方が急に深度を下げ、水深25mの砂地に降り立った。
指差す先には砂。砂しかない。
ゲストに、これはナメモンガラの卵です、と紹介するも指を差す先には砂しかない。
もう一度言う、砂しかなかったのである。

これが私とナメモンガラの壮絶な戦いの幕開けとなることはその時誰も想像だにしなかった。
ゲストが一通り見終わった後、どこに卵があるのかと鼻がくっつくほど近寄って見てみると、
確かに他の砂地とは様子が違う。
なんとなくだが、砂地がモコモコとしているように感じる。
親方に視線を向けると、お前はココでそれを観察してろ、との指示。

しばらく卵、らしきフワフワした砂を見ていると周囲にウロウロしている何かの気配がある。
顔を上げるとそこにはナメモンガラが1匹。
お前のか!?
と卵から少し距離を置いてナメモンガラの様子を観察していると
親らしきナメモンガラが砂地に口を近づけ、フッフッと水を吹きかけている。
深いところに長時間いることはできず、この時はこれまで。

丘に上がり話を聞くと、ナメモンガラはメスが卵を守り、その上空でオスがナワバリを守っているという。
メスの行動は分かっただろう、次は卵を守っているメスを探してこい、との指令。

7月2日ナズマド
EN=12:57
DIVE TIME=52min
wTEMP=22
TEMP=25℃
北東の風3m




7月3日15:15
先ほど親方に指し示されたナメモンガラの卵を確認した場所へ再び訪れる。
やはり一匹のナメモンガラが同じところでウロウロしている。
こいつはメスだ。
オスがどこかにいるはずだ・・・と辺りを見回せど姿は見えず。
おかしい・・・

どこだ?


そこで、上空という言葉か脳裏をよぎり
水面近くを見上げる。

いた。


てか遠い・・相手は、あれか?

どんだけナワバリの範囲が広いんだ、と驚愕しながら
しばらく様子を観察していると
はるか上空をいったりきたりしているオスらしきナメモンガラが
卵を守っているメスらしきナメモンガラがいる砂地へと降りて来た。
決まりだ、こいつら夫婦だ。

よし。
他の卵を探してみよう。

そう思った私は少し観察するフィールドを広げてみた。


すると同じ水深25mのところに3箇所、メスが狭い範囲に留まっているところがある。
あそこに卵がある。
近寄ってみると確かに先ほどまで見ていた砂地と同じようにフワフワとした砂が。


オスはたぶんきっとどこかにいるんだろう。
あれだけ広い範囲を一匹のオスがナワバリとして守っているのに
こんな狭い範囲に3匹もメスが卵を守っているとは、いったいどういうことかと思いながら
ナメモンガラの世界ではその辺うまくお隣さん付き合いをしているのだろう。

メスの卵守りと卵の状態は確認できるようになった。
残るミッションは産卵する瞬間を見つけること。

視野を広げ、辺りを見渡してみると
案外とナメモンガラの姿が多いことに気づく。
そのうち産卵も見られるだろうとその後も、じっとナメモンガラたちの様子を見ていたが
産卵らしき行動は見られない。

今日はもう終わりだ、と帰路に付く途中
諦めきれず遠回りをしながらエクジットに向かった。

すると水深18m近くの、先ほどと同じような砂地に一匹のナメモンガラ。
こいつも卵を守ていた。
周囲には数匹、水中を泳ぎまわる個体も。
あいつらのうち一匹は夫だろう。
その他は、産卵にこぎつけることが出来なかったオスたちか。

そんなことを思いながら今日の生態調査は終わり。

7月2日ナズマド
EN=15:05
DIVE TIME=53min
wTEMP=22℃
TEMP=24℃
北東の風2m
  1. 2013/07/04(木) 23:07:26|
  2. 日常
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ニタリ見ちゃった!!!

八丈島の海に潜ること5年目にしてようやくニタリを見ることが出来ました。
3年前、激流の中ナズマドの根の上でニタリ待ちをしていたのが懐かしい。
当時は大学2年生でした。
ナズマドのどこで潜っているかする全く分からない状態で、
スノーケルが水流で傾き根に掴まっているのがやっと。
結局ニタリも見れず、その後も必死に帰ってきたのを覚えています。

今日はお客さんと潜ったお昼のナズマド。
午前中に他のショップさんがニタリとハンマーを同時に目撃したとの情報を得て
期待も膨らむ中の大物狙いでした。

水深は30mくらい。
流れもなく透明度も申し分ないベストコンディション、
しかしいくら待ってもサメの姿は見られず。
サザナミヤッコやキンギョハナダイなど、
大物待ちをしている根の周囲にいた魚たちを見ながら暇をつぶしていると
視界の隅に大きな物陰が!!!!


出た!ハンマーだ!!!!と思い
ハンマーハンマー、おーいおーい!!!!と叫ぶ。
しかし、親方もお客さんも暇つぶしをしていて気づいてくれない。
なりふり構わずお客さんを叩き、あっちあっち!と指をさすと、
そこには尾っぽがスッと後ろに伸びた巨大な姿がありました。
あれ?ハンマーじゃないじゃん。ニタリじゃん!!!

ニタリは、スリムでシュッとしている、と聞いていたのですが
想像していたよりずっと大きな身体をしていました。


まさかニタリ見ちゃうとはなあ~。
目を瞑ると、ゆっくりと左右に振れる長い尾びれが浮かんできます。

カンパチだ、ハンマーだ、ニタリだ、と
ナズマドは大物待ちをするダイバーで溢れています。
明日はイルカでも見ちゃいましょうか。
  1. 2013/07/02(火) 20:48:28|
  2. 日常
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ニヒルな存在

しばらく八重根に潜っていません。
イカの産卵床はどうなったのでしょうか。
2週間ほど前に潜った際は、数日前に台風が通過した後で
その影響か、イカ床が無残にも散り散りになっていました。
卵も至る所に散乱していて悲惨な状況に。

そこにはメスのイカが1杯だけ。
オスがいなくなった産卵床で独り産卵行動を続けていました。
死ぬまで子孫を残そうとする執念です。
壮絶な生の現場を目の当たりにした瞬間。
ちょっと悲しい光景でもありました。


イカの産卵が最盛期を迎えている頃、
大きなオスの身体に妙な傷が目立つようになりました。
アオリイカの様子を見ていると、たまにビクッとして逃げることがあります。
何から逃げているのか、と辺りを注意深く探してみると
イカのそばに、イカの大きさの10分の1くらいしかないキタマクラがウロウロしていました。
このフグの仲間。美食家なのか、イカの身体をついばんで食べているようです。
機敏な動きでイカの隙を突くキタマクラの小賢しさが表れています。

この頃から、キタマクラは私の中で海の世界の嫌われ者になっていました。
そして昨日のことです。このキタマクラの意地の悪さを再び目撃したのです。

海に潜って水底近くに近づくと、突然何かに叩かれる感覚を味わうことがあります。
その犯人を捜してみると、必ず近くにキホシスズメダイがいます。
彼らは自分の卵を守るために、身体が何十倍も大きなダイバーにも果敢に挑戦してくるんです。
よく観察していると、あちらこちらでキホシスズメに追い立てられている魚が数多く見られます。
攻撃された相手は、あ!ごめんよって言ってるかのごとく、
そそくさとキホシスズメダイのテリトリーから離れるので、いつも勝ち誇ったような顔をしています。
しかし、昨日はちょっと違いました。

昨日の相手はキタマクラです。
この時も自分のナワバリに近づく侵入者を撃退せんと特攻をかける姿が見られました。
いつもはすぐに外敵を追い出せるはずなのに、キタマクラは突撃してくる記キホシスズメダイに向かって
身体をグッと寄せて威嚇仕返します。
普段は反撃に合うことがないのでしょう。
キホシスズメダイの方がビックリして攻撃をやめてしまいました。

諦めきれないキホシくんは何度も追い立てようと努力しますが、
その度にキタマクラの反撃に合っていました。
その時のキタマクラのふてぶてしい顔といったら、見ていてむかつくほどです。

ニヒルなキタマクラと言ったらちょっとかっこいいですかね。
でも、あいつ絶対友達いないよ。


P1000885.jpg

昨日からいらしているゲストの方にしょうたくんの為に撮ったんだよと写真を頂きました。
丁度昨日は私の誕生日。
親方曰く、1,000匹はいるであろうヒレナガカンパチの渦に囲まれた私を撮ってくださいました。
たぶん、カンパチが逃げないように周囲を泳いで誘っているところだと思います。
嬉しい、最高のプレゼント。ありがとうございます!!!
ただ、こうして自分の泳ぐ姿を見ると
いつも泳ぎ方が下手といわれるのがよく分かります。
次いつ撮られてもかっこいい姿で写れるようにちゃんとしたフォームを身につけないといけませんね。





20130630hirenagakanpachi.jpg

沖の方、しかも頭上からカンパチの群れがミサイルのごとく降り注いでくる光景は恐怖そのものでした。
その迫力は、脳裏に焼きついて忘れられなそうです。
目の前で私を避けてくれたから良かったですが、やべやべやべ、このままだとぶつかる!
本気でそう思いました。




7月に入りましたね。
2013年、下半期も頑張ろう!
  1. 2013/07/01(月) 20:26:08|
  2. UPIS
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

しょうた

Author:しょうた
八丈島のレグルスダイビングにて日々修行中の身。
アイコンは親方に作成してもらいました。
何故かダークなイメージを持たれている様子。
ブログのタイトルも考えてくれました。

コンパクトデジタルカメラcanon S90で水中写真の練習中


Facebookもやっています。
Ishino Shotaで探してみてください。

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