ダークなひととき

八丈島レグルスダイビングの新人スタッフ、しょうたの成長記録

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サメハダヤドカリのお引越し?

ヤドカリの体って、貝の外に露出している部分しか見たことないですよね。
引っ張り出してみるってのも手かもしれませんが、それじゃあまりにもかわいそう。

先日、サメハダヤドカリが背負っている貝から体を乗り出して別の貝の中を覗いていました
もしかして引っ越す瞬間に遭遇?と思ってしばらく見ていましたが
なかなか移ろうとしないので、結局飽きて最後まで観察はしませんでした。


もしかして、そろそろ引っ越しを考えていて、候補となる新居を探している最中だったのかな。


貝殻の中を調べて、間取りをチェックしていたの?
samehadayadokari20140225.jpg



それにしてもサメハダくん、その貝は少々ヒビが入りすぎやしないかい?
今の背負っている貝みたいにイソギンチャクをくっつければ、貝のリフォームもできちゃうのかな。
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  1. 2014/02/26(水) 18:05:28|
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王様のお心遣い PRICELESS

今日は変わったお客様をガイドしました。
八丈島ガイド界の“王様”です。


「カエルアンコウを見せてくれ」という王様を畏れ多くもお連れいたしました!
八重根のカエルアンコウを4匹紹介させていただき、もうお役目御免!かと思いきや
「次は何を見せてくれるの?」という王様の無茶ぶり・・・www

今僕が持っているネタを全部見てもらいました。


途中、ゴンズイが群れて玉になっているところに遭遇。
先週から八重根では、よくこのゴンズイ玉が見られるようになりました。
ゴンズイの群れが王様にご拝謁。
gonzuidama20140225.jpg





もう持ちネタは以上です・・・と申し上げたところ
「愉快であった。ご苦労、褒美を取らせよう」とクチムラサキダカラを賜りました!
なんというお心遣いでしょう、感激しちゃった。
kuchimurasakidakara20140225.jpg

帰って加藤さんにもらったよ~と見せたら、「安っ!」て笑われてしまいましたけどw

そういう問題じゃないんです。









ちなみに鳥羽水族館で¥250-にて購入可能です。

  1. 2014/02/25(火) 17:42:55|
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コンデジで魚を撮るなら警戒心のない子を探す

コンデジできれいな写真を撮ろうと毎日毎日練習をしていると、
撮りやすい子とそうでない子がいることに気がづいてきます。

もちろん、魚には慎重に近づくという大前提はありますが、
それでもどんなにゆっくり近づいてもある一定の距離を詰めようとすると
岩の隙間に隠れてしまう警戒心の強いやつっていうのがいるんです。

その一方でまったくどんくさくて、こんなに近づいてもいいの?
と逆に心配になっちゃう子もいます。



この子はそんな警戒心がほぼないようなタイプでした。



シロボシスズメダイ


コンデジは撮影枚数が勝負だから、警戒心がなくて撮り放題な子に出会えたらラッキーってもんです。
でも、警戒心がないってことはすぐ捕食者に食べられちゃうってこと?
それはそれでかわいそうね
  1. 2014/02/24(月) 18:18:16|
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あ! やせいの ヒメエダウミウシが とびだしてきた!

ひとつの被写体にべったりと張り付いて写真を撮っていると、いろんな表情や場面に出くわします。
ヒメエダウミウシを撮っているときに左のほうからワレカラがニョッキニョッキと歩いてきて
ちょうど二人が画角に入ってきたのでシャッターを切りました。


すると、ちょうどワレカラが振り返って両者が対面しているような写真になったんですが
それにしてもヒメエダウミウシがピカ○ュウにしか見えないんですwww


himeeda201402232.jpg

いけ! ウソ○キー!

  1. 2014/02/23(日) 17:38:43|
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春の風物詩

今日、エントリーの前にある人からこんなうれしい言葉を言われました。

「ブログ読んでるよ!」って。
ある人っていうのが、まさか他のショップにいらしていたゲスト様なんです!
まったく見ず知らずの方なのに、そんなこと言われたら嬉しくてブログへのモチベーションも上がるってものです。
といってもクオリティーが上がるわけではないですが・・・



あまりの嬉しさに
「え、なんで?」なんて照れ隠しのつもりで言ってしまったことを反省。
海に入る前に心が躍りまくってしまったものだから、海の中では見るもの見るもの全てがウキウキして見えてくる。


そんなきらめく海の中で、小さな春を見つけてきました。
アマミスズメダイの幼魚です。



12月頃に繁殖期を迎え、春になると孵化した幼魚たちの姿がいたるところで見られるようになります。
僕も去年の4月、八丈島へ来たばかりの頃の海にもこの子たちがいっぱいいたなあ・・・なんてしみじみ思うわけです。
八丈島の春の風物詩ってやつですね。

  1. 2014/02/22(土) 21:12:59|
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マツカサウオを正面から見た顔が衝撃的だった

今日大きなマツカサウオを見つけました。
以前から見ている幼魚は、500円サイズと小さいから細部までは肉眼でもよく見えなかったのですが
今日見つけた個体はこぶしくらいの大きさ。

パッと見た瞬間から唇に目を奪われてしまいました。




口のところにプクプクっとした黒いまん丸の物体が見えますか。

matsukasauo201402214.jpg




分かりづらいという方のために拡大すると、こんな感じ。

なんと肉厚な唇っ!!!きもっwww




正面顔がこんなにもオネエ系だとは思いもよらなかった・・・ちょび髭にしか見えない。
横からならいつものマツカサウオなんですけどね
matsukasauo20140221.jpg


くだらない内容ですみませんでしたっ笑

  1. 2014/02/21(金) 17:35:56|
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ツマジロオコゼの「ツマ」って何?

ツマジロオコゼという魚がいます。
口の辺りだけが白くなっていて、「ツマ」が「白い」からツマジロオコゼというらしい。
この「ツマ」は漢字で「端」と書き、意味は「はし」や「へり」のこと。

図鑑で調べてみると、「ツマ」が名につく魚は
鮫の仲間にツマグロとツマジロ。
他にはツマグロサンカクハゼやツマグロハタンポ、ツマグロマツカサとツマジロモンガラがいました。
ただ、これらの魚の「ツマ」は全て背びれや尻びれ、尾びれの先端のことで、
唯一、ツマジロオコゼだけが顔の先なんです。

胸びれで体を支えながら、波に任せて右へ左へ揺れる姿はまるで落ち葉のよう。
ツマジロオコゼがゆらゆらしているのを見ているとこっちまで一緒にゆ~らゆ~らしてします。

上の2枚は小さな個体で、白がくっきりしています。
tsumajirookoze201402203.jpg

tsumajirookoze201402204.jpg

下の2枚は大きな個体です。大人になると白がくすんできてます。
tsumajirookoze201402202.jpg

こいつにいたっては、ほとんど体色の茶色と境目があいまいになってしまっています。
tsumajirookoze20140220.jpg

魚も老化に伴って肌がくすんでしまうんですね。
美白は魚類界でも大問題かも。
  1. 2014/02/20(木) 17:00:52|
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ムナテンベラは南と北で色彩が違うらしい

ベラの仲間には、命がけの求愛をするやつらがいます。
彼らのオスは、体色を普段とは全く異なる鮮やかな色彩に変化させてメスに求愛します。
鮮やかになって目立とうとしている訳ですね。
それはメスに対してアピールする上で大切なことですが、捕食者の目にも止まりやすくなるということ。
まさに命がけ。

さて、このままこんなにベラの婚姻色は美しいんだ!と紹介していきたいところですが
今回はそんな命がけのナンパ師とはちょっと違ったベラを紹介します。

ムナテンベラさんです。
munatenbera20140210.jpg
地味ですね〜。
他のベラは赤や黄色や緑など、婚姻色でなくても色鮮やかな種類が多いにも関わらずこのムナテンベラはほぼ青一色。
写真の子は幼魚なので若干白いラインが見えますが、大人になると尾びれの先まで青くなります。
かろうじてワンポイントで胸びれがオレンジ色をしていますね、
ここまで暗い色で背景に同化しやすそうなのに、いったい何故?とツッコみたくなるところです。

魚の色彩って本当に不思議です。なぜこの色彩になったんだろうと考えるだけで胸熱。
ところで、このムナテンベラは沖縄のような南方にいくと青色が少し紫色ぽくなりようです。
加えて、背びれの後ろや尻びれ、尾びれにオレンジ色のラインが入っていてとても美しい。

沖縄の明るい海で泳いでいると陽気になって体色まで明るくなるんですかね〜。
一度この目で見てみたい沖縄のムナテンベラ


  1. 2014/02/19(水) 22:07:21|
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なかなか振り向いてくれないマツカサウオ

穴の中を覗くと、500円玉サイズの不思議な魚が浮いています。
名前をマツカサウオ。まだ子供で大きさは3cmほど。
金色に輝くトゲトゲとした体をしていますが、体の割に大きなくりくりの目が愛くるしく
プリプリと尾ひれを振りながら泳いでんのか浮いてんのかよくわからない動きを見ていると胸キュンします。

ゆっくりとした動きをするから写真には撮りやすそうなのに、
いつでも穴の奥へ逃げられるようにしているつもりなのか、なかなかこちらを向いてはくれない。





だから何枚もこの何がなんだかよくわからない写真が量産されるわけです。
matsukasauo201402182.jpg
若干角度がついて真横の写真が撮れない。

あ!真横だ!と思ってシャッターを切るも、
matsukasauo20140218.jpg
尾ひれを曲げているからほんとに魚なのかよく分かんない感じになってる。

思うようには全然撮らせてくれないなあ。
マツカサウオのもとへ通う日々が続きそう・・・

  1. 2014/02/18(火) 21:42:18|
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モテるうんちく「ニモのモデル」

水族館に行くと、ほとんどの女性が「わ~ニモだ~♡」って言っているような気がします。
ほとんどというのは、私が一人で水族館にいるときに周囲にいる女性たちという意味なので
ある意味、偏見の塊を持って見ているきらいがあるかもしれませんが。
今回は、そんなニモのモデルについてのお話しです。
そんなの知っている「カクレクマノミ」でしょ?という人は多いんじゃないでしょうか。


さて、これまた学生の頃の話ですが、
八丈島に連れてきた後輩たちには必ずクマノミを紹介します。
常套句は「ニモに似ているけど、ニモとは違うんだよ~」です。
その後「八丈にいるのはクマノミで、ニモのモデルはカクレクマノミ。」
「沖縄なんかの暖かいところにいるんだよ。」なんて言ったら
ライセンス取りたての1年生なんかは大喜びです。
「一夫一妻制で、群れの中で一番大きくて強いのはメス。
そのメスがいなくなったら次に強いオスが性転換するんだ。」まで言えたら
もう女子たちからの熱い視線を感じずにはいられなくなることでしょう。



そこでポツリと、
「いや・・・、本当はフォールスクラウンアネモネフィッシュっていうオーストラリア固有種だよ・・・」
なんて言ってしまったらドン引きでございます。



八重根のクマノミくん
kumanomi20140217.jpg
このオスは、このイソギンチャクに暮らす群れの中で1番大き個体。
kumanomi201402172.jpg
このふてぶてしい顔を見てください。メスに性転換しようと野心メラメラっていう感じかな。
kumanomi201402173.jpg

  1. 2014/02/17(月) 17:59:08|
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うっかりしちゃった

魚の中には、シラタキベラ"ダマシ"とか、スズメダイ"モドキ"とか、"ニセ"フウライチョウチョウウオなど
人間が分類するときに、似てるからなんて理由で安易につけたような名前のものがいます。
本人にしたら、俺は俺だ!って思っているでしょう。

でも、これらの魚はまだマシな方かも?と思える魚がいます。


その名も


ウッカリカサゴ


いや、まじですよ・・・
カサゴだと思っていた中に、うっかり別の種が混じっていたってことなんでしょうね。
識別点は、「体側の白い斑点が丸く、かつ縁が明瞭かどうか」
そんなの海中でなんか絶対見分けがつく分けない!
と思いつつも今度海に入ったら片っ端からカサゴを確認してみたくてウズウズしちゃう。


こいつは、丸い斑点が不明瞭・・・?だから、カサゴかな。
kasago20140205.jpg


そしてこんなマニアックな魚がなんとトヨタのCMで登場するんです。
リンクからYouTubeへ飛んで見てください




はじめからアカマンボウから入る時点で、オタクっぽいわけですけど
CMの最後はなんとランブルフィッシュで締めくくるといった荒業でございます。


3匹食べたら巨大化しそうな名前のこの魚はいったい何?
調べてみたら、ベタのことでした。
ベタとは、タイが原産のとても美しい魚のことです。
「闘魚」と言えば、ピンとくる方もいらっしゃるのでは?
気性の荒さが有名で、オス同士が出会うとどちらかが再起不能になるまで戦い続けるそうです。
でも、ランブルフィッシュなんて名前、誰も知らないですよね。


トヨタ、やりおる。


  1. 2014/02/16(日) 18:59:23|
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ナズマドいってきました!

久しぶりにナズマド行けたよ~!


魚影が濃いね~。じっくり生き物を探したいのはやまやまなんだけど、
濃すぎると何を撮ればいいのか選べなくなっちゃう。




水温が低いせいか、ヘラヤガラが1匹ぐったりしていました。
泳いでいるというより浮かんでいるといった方が当てはまる様子で、
近づいても全く逃げる力なんて残っていないって感じ。

「ごめんなさい、今写真に写っている余裕なんてないです」
って目が物語っていましたが、「立派な最後だった」と伝えるからと断って撮らせてもらいました。


herayagara20140214.jpg


ところが、ちゃんと撮れていたのはこの下半身の1カットのみ・・・
ごめん!!!!



この1匹から少し離れたところでは、10匹ものヘラヤガラが群れがこれまた静かに漂っていました。
集まって何をしていたのか。
暖を取るには1匹同士の距離が離れていて無理があるし、おしくらまんじゅうしているようには見えなかったけどな~。


この寒い時期をなんとか乗り切ってほしいものです

  1. 2014/02/14(金) 16:30:16|
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カエルアンコウを写真に撮るとあまりかわいくない


ケロ子とかけろりんとか、かわいいからこそいろいろな呼び名で人気があるカエルアンコウ
もちろん僕も好きでなんとかしてかわいく写真を撮ってあげたいところ。
ところが、この子を被写体にした写真で満足がいくことって今のところない。
なぜだろう、光が当たっておらず色が出ていないことが多い気がする。


更に言えば、写真を撮るとき同じような横からの写真にしかならないのが悩みどころで、
いろいろと角度を変えて撮ってみてもしっくりこない。
だから結局いつも同じ写真に落ち着くんだよな〜。

保守的だ〜。


八重根のイロケロyg


どのアングルから撮れば魅力を最大限引き出すことができるんでしょう。
  1. 2014/02/13(木) 19:22:30|
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ウミウシから見える世界を想像したら悲しくなった

ウミウシが巻貝の仲間だっていうのは結構知られているようです。
中にはウミウシをナメクジと同じで気持ち悪いっていう人もいますが、
確かにナメクジも巻貝の仲間みたいです。的を得ていた感想です。
一方で、海の宝石と讃えるほどウミウシの魅力に取り憑かれた人々もいます。
細かく言えばウミウシとナメクジ、呼吸器官が異なることからかなり遠縁らしいので
ウミウシ好きにとっては全く別物と言えます。

僕がそんなウミウシに初めて興味を持ったのは、水中カメラを持ち始めた頃でした。
彼らのカラフルな模様に心が惹かれたことはもちろん理由として挙げられます。
ただ、それ以上に彼らはほとんど動かないからピントが合いやすく、
カメラ初心者には絶好の被写体だったんですね。

今となっては動く魚たちをどう攻略するかに目下情熱を注いでいる僕ですが、
それでもウミウシを見つけるとどうしても足を止めてレンズを向けてしまいます。


こちらのウミウシ。ミスガイくんです。
貝殻が退化したウミウシの中にいて、未だに貝殻を保持し続けているという変わり者。

misugai20140210.jpg
注目してもらいたいのは貝殻ではなく、その少し手前にある2つの黒い点です。
漫画でしか見たことのないような目をした生き物が実在するとは、誰も思わなかったはず。

進行方向からカメラを向けて写真を撮っていると、進路を変えてカメラをよけていきます。
こんな小さな目から見た世界はどんなだろうと想像を膨らませていましたが、
実はこの目、

若干皮の内側に埋まっている

!!?

だからほとんど見えておらず、光の明暗程度しか認識できていないんだそう。


小さな目から見た世界は、
まぶたをつむって蛍光灯を見たら理解できた


という話。

  1. 2014/02/12(水) 20:30:19|
  2. UPIS
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俺はこうやって女を落とす

八丈島に戻ってきて1週間が過ぎました。
この1週間ずっと追ってきた魚がいます。

その名もスジハナダイ

上京前にナズマドの水深30mに幼魚がいましたが、見つけるのも一苦労なのに
よい写真が撮れるまで粘るなんてことができない水深なので諦めていました。
上京中に潜った伊豆のIOPでは、かなりの数がいて感激しました。
これまたものすごく深いところだったので、
ガイドをしてもらっている身分で好き勝手できないし、見て心に刻むことしかできませんでした。




そんな憧れのスジハナダイが八重根にいる、と聞いたのは上京して2日目のこと。
すぐさま場所を確認しにいくと、水深13m付近。そこで群れるキンギョハナダイの中に5cmほどのかわいい子が1匹。
ところが、近づいてみると離れていく。僕と一定の距離を絶妙に守りながら泳いでいく。
そのまま追いかけていると、大きく根がくぼんでいるところまで来たので
このまま近づいたら隠れちゃうと思い、追うのをやめてみたのに、そのまま彼女は穴の中へ。

結局、初めての出会った日の思い出はこれきり。待っても待っても再び姿を表してくれることはありませんでした。
それからというもの、毎日顔を出してはチャンスを伺い、その度に逃げられ、を繰り返しました。





そうしているうちに、どのくらいのスピードで動けば彼女は怯えないか
どこまでなら近づいても逃げないかが分かってきたのですが、あと一歩近づくことが難しい。
彼女にフラッシュが当たる距離まで近づくことができなかったのです。



しかし、今日の彼女は”オッケーな日”でした。
いつものより慎重に少しずつじっくりと時間をかけて近寄ります。
彼女は、やはり僕との距離を縮めようとはしない。
いつものように大きな穴の中へゆっくりと近づいていく。

「今日もダメか・・・」と諦めかけたときでした
普段ならそのまま根の隙間へ入っていってしまうところを突然に振り返り、
再び穴の外へと出てきてくれたのです。
「もしかしたらいけるかも・・・」
更に彼女との距離をつめていきます。
じわり、じわりとカメラを持つ手を近づけ

そしてついに、その瞬間が訪れました。






カメラのピントが合ったというサインが出るのと同時にシャッターを深く押す。





撮ったどーーーーーーーーー!


sujihanadai20140211.jpg
奇麗な赤いスジが写っていてかわいいでしょう。
シャッターを切った後に出てくる確認画面を見た瞬間、興奮のあまりガッツポーズをしてしまったため
彼女は驚いて穴の中へ引っ込んでしまいました。


要は、諦めずに通い続け、行動を分析して戦略を練れば、
いつかその熱意に負けて心を許してくれるということね。


・・・ちがうか。
  1. 2014/02/11(火) 19:13:40|
  2. UPIS
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ホンソメワケベラのクリーニングステーション、今日のお客様はマダラエイ

3日前に、ホンソメワケベラの話をしました。
とげとげしたハリセンボンをクリーニングしていて、痛くないのかと心配しました。
でも、言い方を変えれば
寄生虫を食べるホンソメワケベラにとって、食べ物を運んできてくれる魚なら誰でもお構いなしってことなんでしょうね。


今日、とあるステーションでは10cmに満たないホンソメワケベラ
1m近い大きさのマダラエイの周り一生懸命ついばんでいました。
honsomewakebera20140210.jpg
しっぽの付け根あたりにある黄色い線のようなものがホンソメワケベラです。


自分の体の10倍以上はある体をクリーニングし終わるのってどのぐらいかかるんだろう。
途中でお腹いっぱいになったら今日は店じまいってか?
相手にされなくなった魚は他のステーションを順繰りに回るのだろうか。
そもそも、クリーニングを必要とする魚とホンソメワケベラの数って釣り合っているのだろうか。


また、どうでもいいような疑問が生まれてしまった。

そういえば、ダイバーが近づくとクリーニングを受けている側も施している側も、
途中で切り上げてしまって一部始終を見れたことってないな〜。
ホンソメワケベラを観察するだけの1本、やってみたら何か分かるかな。

  1. 2014/02/10(月) 19:32:28|
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アロエの花

八丈島では、住み込みなのでほとんどお店で生活を送っている僕にとって、
唯一海まで移動する道のりは、ちょっとした刺激の機会に恵まれたものです。

八丈島空港の目の前を通る道は、よく整備されていて
ヤシの木やハイビスカス、アロエが植えられています。

アロエが生えている、なんて普段見ない光景なので私にとって驚くべきことなんですが
2ヶ月の上京を経て帰ってきて、その光景がさらに異様なものとなっていました。



なんとアロエの花が咲いているのです。
見てくださいこのトゲトゲしさ
aroe20140209.jpg


アロエには300種以上もあり、日本で主に栽培されているものはそのうちの2種類。
八丈島のものはキダチアロエといって、主に観賞用なのだそうです。
また、塗ればやけどに効くと言われているのはこの種類で、古くから日本に伝来しているようです。
他の種類には薬効がないみたいです。
アロエヨーグルトなどに入っている種類は、アロエベラと言い食用に栽培されたもので、
黄色い花を咲かせるようです。

アロエベラと聞いて、は!となったのは僕だけでしょうか。

  1. 2014/02/09(日) 16:03:35|
  2. 八丈島観光
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姑息な撮影方法

魚って普通、水中を優雅に泳いでいるものですよね。
写真に移っている魚も泳いでいる姿を写すはずです。
ところが、僕が撮る魚のほとんどに動きがありません。

それは水底や穴の中にいてほとんど動かない魚を狙っているからです。
いえ、狙っているというのとは違いますね。それしか狙えないわけです。

僕が一番撮りたい魚はベラという種類なのですが、こいつらなかなかすばしっこくて追いつけない。
撮影術が書かれたものをいくつか読んではいるのですが、海で実践するのは大変です。




そんなわけで、普通は中層を群れで泳いでいるはずのキンギョハナダイ
なんとかして泳いでいる姿を撮りたいと追いかけたらなんと根のくぼみに寝そべってしまいました。

人間の手が入り込めないようなな亀裂に逃げるものと思っていましたが、
この子は間抜けなのか、それともどうせ捕まらないと挑発しているのか

今まで亀裂に逃げ込んだ魚はいったいあんなに狭い空間でどう泳いでいるのかと思っていましたが
おかげで、泳がずに寝そべることもできるっということに気づきました。

自分でエラ呼吸できるってことかな。魚の体の仕組みも調べてみたら面白そうです。
  1. 2014/02/08(土) 21:12:09|
  2. UPIS
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あなたとコンビに。ホンソメワケベラ

ホンソメワケベラという魚は、他の魚に付いた寄生虫を食べるという変わった生態をしています。
彼らはナワバリをクリーニングステーションとして開放し、
そこにやってくる様々な魚を相手にせっせとお仕事(食事)しているわけですが、
このクリーニングステーション。観察していると面白いんですよ。

自分より体の小さな魚の寄生虫をうまい具合に食べているかと思えば、
何十倍もの大きさもある魚の口の中に入り込んでしまうことも。
見た目が厳つくて、「俺はそんなの必要ないぞ」と言いそうなニザダイなんかもホンソメワケベラの前でじっとして気持ちよさそうにエステを受けていることもありました。
見る度に意外なやつがクリーニングされているので、毎回潜るたびに確認するのが楽しみなんです。

今日のお客様はハリセンボンでした。
honsomewakebera20140207.jpg
もしもの話ですが、寄生虫を食べようと近づいた時にちょうど強くうねって、トゲに刺さっちゃう、なんて間抜けなことが起きやしないかひやひやしながら観察していました。
  1. 2014/02/07(金) 22:17:15|
  2. UPIS
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海の中の危険な生物

海はただ美しくて楽しいというわけにはいかず、中には危険な生物もいます。
ウニはダイバーにとって一番怪我しやすい生き物なんじゃないでしょうか。
僕も、ガンガゼに2度やられています。
ふと手をついたところにいたりして、気づかぬうちにガツっと針が刺ささってしばらく痛いんですよね。

怪我だけならまだよいとして
命の危険がある生き物もいます、しかもタコの仲間に。

こちらのヒョウモンダコ、見るからに毒々しい模様をしています。
強力な神経毒を持つため、噛まれると危ないんですって。
初めてこいつを見かけた時はビビりましたね。
ゲストをガイドしていた最中だったので
やべー、この中の誰かが死ぬのか・・・と。
hyomondako20140206.jpg
あれ、足が2本ちぎれちゃっていますね。

毒を注入する前にやられちゃったのでしょうか。
毒を盛って命からがら逃げてきたっという感じに捉えると
ひと呼吸ついている時に僕が現れて、冷や汗ものだったことでしょう。

このヒョウモンダコ
有毒だということに甘えてきたせいで
敵を押さえつける吸盤は小さくなり、スミを蓄える墨汁嚢も退化、
しまいに泳ぎも下手で海底を這うように移動するときた。

人の感覚で考えると、強いんだか弱いんだか分かりませんね。
  1. 2014/02/06(木) 21:42:40|
  2. UPIS
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水族館デートでモテるためのうんちく 「トリガーフィッシュ」

学生の頃、私が所属していたダイビングサークルでは都市伝説のように語り継がれている言葉がある。


「水族館でうんちくをかたる男は、うざい」



この言葉に縛られるあまり、いつしか人と水族館に行っても不自然に口数が減る始末。
しかし、ここで一言言わせてもらえば

そんなはずない・・・!

雑学に詳しいやつって割と魅力的で、かっこよく見えたりするわけで、
うんちく語ってうざいということは、そもそも他の点で何かしら問題を抱えているのでしょう。

ということで、周りから白い目で見られても構わないという考えをお持ちのあなたのために
水族館デートで語ったらモテる小ネタを集めてみよう!と思い立った次第であります。
※日頃ダイビングをしていて気づいたことをインターネット、図鑑、人から聞いた話などをもとに
それっぽくまとめてみるだけなので信憑性とか確実にモテるとか保証はできませんということを予め断っておきます。


さて、第1回目は「トリガーフィッシュ」のお話
tsumajiromongara20140205.jpg
根の隙間に挟まってしまっているこいつ、名をツマジロモンガラと申します。
モンガラカワハギ科の仲間です。
今日ダイビング中に見かけた時点でこの状態でした。
いったい何をしているのか、というと

ご覧の通りです。挟まっているのです。


このモンガラカワハギ科、英名を「triggerfish」と言います。
トリガーフィッシュです。
写真からは分かりづらいのですが、モンガラカワハギ科の仲間たちは皆
背びれを立てた状態で固定することができます。
この、背びれを固定したり解除したりする構造が、銃の引き金のそれと類似していることが英名の由来だそう。
彼らは、身の危険を感じると根の隙間に入り込んでこの背びれを立てます。
背ビレがストッパーの役割を担うことで、引っ張っても抜けなくなるわけです。

確かに、今日私が見かけたツマジロモンガラくんもピタッと隙間に収まっているように見えますね。

モンガラカワハギ科には他に
体の下半分が白い水玉模様のモンガラカワハギや
金色の体色に赤い尾ひれのナメモンガラなど、派手な模様が人気な仲間がいます。
名前の響きからは攻撃的な印象を受けるトリガーフィッシュですが、
名前の由来を知るとなんだかかわいらしく感じられますね。
模様以外にも彼らの行動に目を向けてみると面白そう。


今日の彼は、いったい何から逃げようとしたのでしょう。
「なんか挟まってるやついる・・・」と見つけたときには数mは距離があったので
もし私にビビったのだとしたら、かなりの臆病者です。

  1. 2014/02/05(水) 20:33:52|
  2. 水族館デートでモテる
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2ヶ月ぶりの八重根

長い冬期休暇を終えて帰ってきました。
休暇中はハワイとIOP(伊豆)でそれぞれ1回潜る機会があり、
どちらも八丈では見られない魚ばかりでとても楽しんできました。
いえ、悔しいことに楽しんだというよりは勉強したという方が正しいかもしれません。
ただ、わくわくしたことには違いありません。

ところで、この2ヶ月の間に八重根はずいぶんと景観が変わり、岩肌に黒っぽい海藻が生い茂っていました。
見慣れない魚もちらほらいます。
一方で、私の方にも少しは変化があったのか。
以前、芸人のおぎやはぎが、どこかの偉い和尚さんの言葉を借りて
「朝起きてパジャマをたたむと人生が変わる」と言っていたので
とりあえず今朝から始めてみました。


写真は、見慣れない魚その1
追いに追って追い込んで、やっと落ち着いたところを忍び寄って撮影したこの子、
何をどうやって見分ければいいのか分かりませんが、ホシササノハベラとのこと。
hoshisasanoha20140204.jpg

  1. 2014/02/04(火) 21:44:59|
  2. UPIS
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しょうた

Author:しょうた
八丈島のレグルスダイビングにて日々修行中の身。
アイコンは親方に作成してもらいました。
何故かダークなイメージを持たれている様子。
ブログのタイトルも考えてくれました。

コンパクトデジタルカメラcanon S90で水中写真の練習中


Facebookもやっています。
Ishino Shotaで探してみてください。

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